CAD/CAM冠治療
診療内容
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ハイブリッドセラミック「CAD/CAM冠治療」
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保険適用の白いかぶせ物
削った歯をすっぽりとカバーする「かぶせ物(クラウン)」・「さし歯」には、いくつか種類がありますが、「保険適用の銀歯は目立つ」「美観に優れた素材は高額」など一長一短でした。
当院でおすすめしている「CAD/CAM(キャドキャム)ハイブリッドレジン冠」は、セラミックとプラスチックのハイブリッド素材をコンピューター制御装置で削りだしたクラウンで、審美性と経済性のバランスがよい補綴物です。
2014年から、小臼歯に保険適用がはじまり、2020年の改定で、下顎第一大臼歯(前歯から数えて6番目の奥歯)にも適用できるようになりました。
(※詳しい適用条件についてはお問い合わせください。)
CAD/CAM冠のメリット
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早くてきれい!
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歯に似た白色なので、銀歯に比べて見た目がよい。
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金属ではないので、金属アレルギーが起こりにくい。
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料金は保険適用外セラミックに比べ、保険適用なので安価でできる。
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天然の歯の硬さに近いため、かみ合う歯にダメージを与えにくい。
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治療期間を短縮できる。
CAD/CAM冠のデメリット
1.使用するうちに磨耗が生じますので、定期的なチェックが必要です。
歯ぎしり・噛み締め癖のある方には向きません。
2.銀歯のかぶせ物に比べてはずれやすい。
3.保険適用外セラミックに比べると、色のバリエーションが少な目である。
CAD/CAM冠治療の流れ
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仮歯の期間が短い!
院内にCAD/CAM設備を導入しましたので、クラウンを迅速に製作できます。
従来1~2週間お待ちいただいていたところ、2~3日での治療終了も可能です。
Step1
カウンセリング・診断
口腔内の状態を診察し、CAD/CAM冠以外の治療方法も含め、メリット・デメリット・料金等について説明いたします。
Step2
型取り
歯を削ってから、レントゲン・CTを撮影し、型を取ります。
仮歯を装着し、その日の治療は終了です。
Step3
設計・作成
型をスキャンして取り込み、コンピュータ上で補綴物を設計します。ミリング機(メーカー:松風)で、データ通りに素材を切削成型します。
Step4
装着
噛み合わせ等を確認・調整して、専用のセメント(接着剤)を使い装着します。